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帆船で彦根丼という隠れた絶品グルメを食べるべし!近江牛スジを3時間じっくり煮込んだ丼ぶりがとろける美味しさ

帆船で彦根丼という隠れた絶品グルメを食べるべし!近江牛スジを3時間じっくり煮込んだ丼ぶりがとろける美味しさ

皆さんは「彦根丼」というグルメをご存知でしょうか。

実はこれ、彦根市が地域の飲食店と協力して開発したローカルグルメ(※)なんです。

そして、数ある彦根丼の中でも特にTVや雑誌などのメディアに数多く取材される絶品丼ぶりがあるのです。

そんな丼ぶりを求めて今回は彦根の老舗喫茶店「帆船(はんせん)」にお邪魔してきました。

※”「ひこね丼」は、平成23年度に彦根市制75周年記念事業により誕生した、近江米と地元の食材を使った絶品丼です。”(彦根市HPより)とのこと。

往年の懐かしいレトロな建物

▲旗やポスターが目立つ店舗前面 photo by yuta_nosaka

今回訪れた喫茶店「帆船」は彦根の「おいでやす京町」と呼ばれる商店街から脇道へ一本外れた場所に位置しています。

周囲は閉店しているお店も多いものの、彦根駅から徒歩で5分ほどの立地ということも有り、交通量は比較的多い印象です。

ここにお店があると知らなければ間違いなく通り過ぎてしまうような、周囲の風景に溶け込んだレトロな外観のため、一瞬お店に入ることを躊躇する人もいるかもしれません。

ひこにゃんのポスターや人形が飾られている、その彦根愛を信じて、いざ入り口に向かいます。

入り口のすぐ脇には樽に載せられたSL列車やクラシックカーの模型があります。

なぜここに…!?と面食らいますが、雑多なものが混じり合う様子は喫茶店の歴史を物語っているのでしょう。

店内は「帆船の船内」をイメージした空間

▲暖色の照明が温かみのある船内を連想させる photo by yuta_nosaka

店内に入ると、このお店の店名が「帆船」だったことに合点がいきます。

店舗の内装は「帆船の船内」をイメージしたようなインテリアとなっているんですね。

舵やランプなど船を思わせる装飾品が点在しており、独特の雰囲気となっています。

座席はすべてテーブル席で4人席と2人席が用意されています。

合計で30席弱といったところでしょうか。

褐色の革が張られた座面がレンガの壁面とよくマッチしています。

懐かしい雰囲気が随所から溢れる温かい喫茶店

▲JINGIなどのコミックが並ぶ本棚。この向かい側にももう一つ本棚がありました photo by yuta_nosaka

老舗喫茶店には外せない「コミックの本棚」もありました。

懐かしのコミックが並んでおり、思わず手に取ってしまいます。

▲奥に見える手書きの太陽がかわいい photo by yuta_nosaka

壁に並ぶお手製のメニュー表や雑誌の記事の切り貼り、古い写真などは、お店が地域の人に愛されてきたこれまでの歴史を感じさせます。

イマドキのカフェでは見られない光景に、なんだか温かい気持ちになりますね。

これぞ喫茶店のメニュー!その中で異彩を放つ「彦根丼」

「帆船」のメニュー表は以下のような感じでした。

(クリックすると拡大表示されます)

メニューをご覧いただくとわかりますが、まさに「ザ・喫茶店」のラインナップ。

「ミートソーススパゲティ」「ドリアセット」「ハンバーグカレーセット」など、定番の品の数々に思わず嬉しくなってしまいます。

そんな中にあって異彩を放っているのが、フードメニューの右端に書かれた「彦根丼」。

彦根「新」名物とのことで、興味をそそられます…!

彦根丼のクオリティに驚愕!取材多数の事実にも納得

彦根丼を注文すると10分ほどで、持ってきてくださいました。

▲彦根丼セット(900円)※ドリンク付

こちらが「彦根丼」です!!

近江牛すじををじっくり煮込みとろける美味しさ!

とメニューにも書かれていたとおり、たっぷりと牛すじが盛り付けられています。

付け合わせには、お吸い物とたくあんがついています。

またセットにするとドリンクがついてきますが、ドリンクは「コーヒー」か「紅茶」から選んでください、とのことでした。

惜しげもなく盛り付けられた丼

▲器は比較的大ぶりなどんぶり鉢 photo by yuta_nosaka

どんぶり鉢は比較的大ぶりですが、それに負けじと牛すじやご飯が盛り付けられています。

写真をご覧いただくと、大葉が乗っているのがおわかりいただけると思いますが、料理を提供していただく際にご年配の店員さんが

大葉がのっていてこれがアクセントになってるし、風味がいいんですよ。

でもこれに七味をかけるとまた味が変わるのでぜひ試してみてください。

と教えて下さいました。

これは、期待感が高まります。

半熟卵を崩して…いざ実食

まずはセンターにのせられた半熟卵を崩していただきます。

黄身と大葉と牛すじ煮込みが一口でいただけるようにうまく配分して、口のなかに放り込みます。

第一印象は「牛すじ最高」!

甘辛く煮込まれた牛すじ煮込みが、ごはんと合わないはずがありません。

牛すじと混じり合うように黄身のまろやかさが加わって、最後に大葉の風味が鼻に抜けます。

このマッチングはずるすぎます。美味しすぎる…!

想像を遥かに超える絶妙な味わいに思わず感嘆の声が漏れます。

店員さんに聞いたところによると

この牛すじは3時間かけて煮込んでいるんですよ

とのことで、染み染みの味わいは手間暇から生まれているんですね…!

店員さんオススメの七味トッピング

▲丼と一緒に持ってきてくださった七味をかける photo by yuta_nosaka

一通り味わったところで、店員さんにおすすめされた食べ方を実践!

七味唐辛子をかけてみます。

牛すじの甘さ、黄身のまろやかさに加えて、ピリッとした辛味が加わると、一気に大人な印象を感じられます。

先ほどとは味わいのバランスが変わり、中盤を超えても食欲が衰えずに食べ続けられます。

気がつけばあっという間に完食していました。

コーヒーが想像以上の美味しさ

▲食後のコーヒーが実はおいしい photo by yuta_nosaka

今回は彦根丼を目当てにお店を訪れたので、コーヒーは特段の期待を抱いていたわけではなかったのですが、実はここ、コーヒーもかなり美味しいお店です。

おそらくブレンドコーヒーでしょうが、口に含むとまず新鮮な酸味が感じられて、苦味がおいかけてくるような味わい。

いい豆を使っているのだろうと感じさせるコーヒーです。

アツアツの状態で持ってきてくださいます。

ロゴ入りのブラックのカップが素敵

コーヒーカップのソーサーには「コーヒーショップ帆船」のロゴがはいっていました。

ロゴもレトロなかわいさがあって、めちゃくちゃいい感じです。

褐色のエッジがお店の雰囲気にベストマッチ

ボディは真っ黒で、カップのフチだけ褐色のラインが入っているこのコーヒーカップ、お店のインテリアとマッチしており、素敵すぎました。

ひと目見た瞬間から「お店の雰囲気にばっちりだ…!」と心惹かれるデザインです。

このカップをチョイスしたセンスは、優勝です。

駐車スペースは2台分あり

▲お店と駐車場の位置関係(Google map よりスクリーンショット / 2020.2.28取得)

最後に駐車場情報を。

上の画像の奥がおいでやす京町と呼ばれる商店街、右手が帆船の店舗です。

店舗から道路を挟んで反対側に駐車場スペースが有り「帆船」という小さな看板が置かれている場所には駐車が可能です。

スペースとしては2台分となっています。

まさに「彦根の新名物」の名にふさわしいクオリティ

帆船の「彦根丼」は、彦根新名物と銘打っていましたが、まさに名物の名にふさわしい美味しさでした。

多くの人が知っているわけではない、彦根の町の「隠れたグルメ」でしたね。

彦根を訪れたら王道のグルメだけではなく、一度は味わってみる価値のある逸品です。

基本情報

infomation

名称:帆船

住所:〒522-0081 滋賀県彦根市京町3丁目2−18

営業時間:8:00~14:30

定休日:不定休

TEL:0749-23-3691

WEB:公式サイトなし、食べログページ

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